住宅建築が増加中?

悪化著しい日本経済。

続々と発表される指標はどれも悲観したくなるようなものばかりです。

そんな中にあって、唯一住宅建設だけは伸びているらしいのです。

今年の5月などは前年同月比で10%に迫るというのですから、かなりの増加量です。

これは果たしてみんな景気が良くなって、どんどん家が売れているからなのでしょうか。

販売実績に関しては、大手は軒並み前年比で増加しているようです。

今年は、「ZEH」というキーワードがポイントになっています。

「ZEH」とはゼロ・エネルギー・ハウスの略です。

住宅エコポイントが過去にはありましたが現在では終了しています。

住宅エコポイントは、省エネ対応製品による増改築に補助金を出すというものでしたが、ZEHは住宅そのものの仕様を省エネ対応化させることを推進するものです。

そのため、ZEHにも補助金が出ますが未登記物件に限られます。

既存物件からZEHへの乗り換えは大手ほど展開しやすいものです。

宣伝広告費を多くかけられますし、生活にゆとりのある優良顧客が多いためです。

日本全体で見ると、住宅販売はそれほど増加していません。

年利0.4%台というかつてない低金利下にあってもです。

日銀によるマイナス金利政策の影響ですが、それを見越して供給過剰になっている可能性があります。