月別アーカイブ: 2016年10月

ホントに不景気?

日本はいまマイルド不景気ということになっています。

仕事もねー、金もねーというわけではなく、仕事はあるけど人件費が高騰しているので、利益が出ないということになっています。

人件費が高騰しているなら、サラリーマンの給料も上がって、トリクルダウン大成功ということで、好景気に沸いていてもおかしくないのですが、サラリーマンの給料はほとんど上がらず、人件費が高いという良くわからない状況になっています。

タワーマンションの値段はうなぎのぼりで、都心では大規模商業施設のプロジェクトが目白押しです。

戸建て市場は寂しいということでしたが、ひさびさに良い土地が近くに出たので見にいくと、すでに契約寸前ですが、と不動産やに前置きされてしまいました。

昨年に出た”良い出物”より若干狭いにも関わらず、1割ほど高くなっています。

一体、これのどこが不景気なのかと思いたくもなりますが、大企業は懐に金をがっぽがっぽ溜め込み、従業員や株主への大還元を渋りきっています。

にも関わらず、というよりITによってお得情報の賞味期限が非常に短くなっている気がします。

ヤフー株のように、10年も20年もかけて数百倍、数千倍まで徐々に騰がるのではなく、上場した瞬間に数倍に跳ね上がって数ヶ月で終了というのがトレンドです。

景気・不景気の観念も昔とは違ってきているのかも知れません。

ラップ口座

家族が、ある証券会社のラップ口座の資料を取り寄せて眺めていました。

慌てて止めたので契約には至りませんでした。

資料をわざわざ取り寄せた理由は、もちろんテレビのCMです。

昼夜を問わず、ガンガンCMを流しているアレです。

投資信託にも懐疑的な自分としては、ラップ口座などもってのほかなのですが、小金持ちのお年寄りなどガンガン引っかかっているようです。

ラップ口座は投資信託の投資信託みたいなものです。

投資信託もそうですが、もし運用損が出れば出資者が被害を蒙るだけです。

投資信託は、それぞれ運用ポリシーが決まっていて、出資者とはどういった投資対象に投資を行い、どのような保有スタンスなのかが、契約レベルで縛りとして入れられています。

ラップ口座は、どこへどのようなスタンスで出資するのかなど、一切合切がおまかせです。

責任あるファンドマネージャーがいるとは限らず、どこへ出資するかも分からない。

さらに、オンライン証券などを使って、自分で投資を行うのに較べて、手数料が非常に高いのも特徴です。

普通預金金利0.01%の時代に、2~3%も徴収されます。

投資信託でも運用益がコンスタントに3%出るなら優秀ですが、手数料がそれだけ高ければ、運用益を3%出しても元本は1円も増えません。

小さい子供に金融教育するのもどうかと思いますが、あまりにもモノを知らなすぎる大人もどうかと思うのです。