捨てるのが難しいときは

ただいま、年末の大掃除に向けての下準備をはじめています。

前職では収入がそれなりにあったせいか、つまらないものが家には多く、しかも物持ちがよいので使えそうな品物が部屋のあちこちに転がっています。

この「使えそうな」というのがクセモノで、モノとしては新品にほど近くピカピカなまま保存されているものの、道具としての価値はすっかり失せているようなものはとても捨てづらいものです。

例えばパソコンのパーツなどです。いかに新品同様と言えど、Windows95やEDO-DRAM、SCSI接続のMOドライブなど、いまではこれらを使おうとする方がお金がかかるでしょう。

こうした「ピカピカのガラクタ」を捨てるには心を鬼にすればよいのでしょうが、なかなか難しいものです。

ひとつには、それを使ってどうするのか考えると捨てやすくなります。

いまさら前前職で使っていたノートやメモを引っ張り出したところで、それを遥かに超える知識が身に付いているわけですし、バブル期の、肥えていたころのウールのコートなど、お直しして着られるようになったとて、いかんともしがたいものがあります。

「何のために使うか」、「使うためにいくらかかるか」を考えるととても割に合わなくなり、捨てざるを得ないという結論に達することができ、比較的捨てる気になりやすいでしょう。

ホントに不景気?

日本はいまマイルド不景気ということになっています。

仕事もねー、金もねーというわけではなく、仕事はあるけど人件費が高騰しているので、利益が出ないということになっています。

人件費が高騰しているなら、サラリーマンの給料も上がって、トリクルダウン大成功ということで、好景気に沸いていてもおかしくないのですが、サラリーマンの給料はほとんど上がらず、人件費が高いという良くわからない状況になっています。

タワーマンションの値段はうなぎのぼりで、都心では大規模商業施設のプロジェクトが目白押しです。

戸建て市場は寂しいということでしたが、ひさびさに良い土地が近くに出たので見にいくと、すでに契約寸前ですが、と不動産やに前置きされてしまいました。

昨年に出た”良い出物”より若干狭いにも関わらず、1割ほど高くなっています。

一体、これのどこが不景気なのかと思いたくもなりますが、大企業は懐に金をがっぽがっぽ溜め込み、従業員や株主への大還元を渋りきっています。

にも関わらず、というよりITによってお得情報の賞味期限が非常に短くなっている気がします。

ヤフー株のように、10年も20年もかけて数百倍、数千倍まで徐々に騰がるのではなく、上場した瞬間に数倍に跳ね上がって数ヶ月で終了というのがトレンドです。

景気・不景気の観念も昔とは違ってきているのかも知れません。

ラップ口座

家族が、ある証券会社のラップ口座の資料を取り寄せて眺めていました。

慌てて止めたので契約には至りませんでした。

資料をわざわざ取り寄せた理由は、もちろんテレビのCMです。

昼夜を問わず、ガンガンCMを流しているアレです。

投資信託にも懐疑的な自分としては、ラップ口座などもってのほかなのですが、小金持ちのお年寄りなどガンガン引っかかっているようです。

ラップ口座は投資信託の投資信託みたいなものです。

投資信託もそうですが、もし運用損が出れば出資者が被害を蒙るだけです。

投資信託は、それぞれ運用ポリシーが決まっていて、出資者とはどういった投資対象に投資を行い、どのような保有スタンスなのかが、契約レベルで縛りとして入れられています。

ラップ口座は、どこへどのようなスタンスで出資するのかなど、一切合切がおまかせです。

責任あるファンドマネージャーがいるとは限らず、どこへ出資するかも分からない。

さらに、オンライン証券などを使って、自分で投資を行うのに較べて、手数料が非常に高いのも特徴です。

普通預金金利0.01%の時代に、2~3%も徴収されます。

投資信託でも運用益がコンスタントに3%出るなら優秀ですが、手数料がそれだけ高ければ、運用益を3%出しても元本は1円も増えません。

小さい子供に金融教育するのもどうかと思いますが、あまりにもモノを知らなすぎる大人もどうかと思うのです。

宅内宅配?

Amazonが、宅内へ宅配することを実験しているようです。

なんのことかと言いますと、留守宅への配達時に、持ち帰られた荷物を再配達してもらう手間を省くため、ドアを開けて家の中に入り、荷物を置いて出て行く、というサービスの実証実験を行っているということです。

どうやって実現するかと言うと、「Gerageio」という一度だけ開く通信機能付きのドアを家に付けて、配達人はアプリで鍵に対して通信(bluetooth?)して解錠し、荷物を置いてドアを閉めて出る、というもの。

鍵を預かる必要もないし、ドアが開きっぱなしにもならないので安全、という触れ込みです。

もちろん、デメリットもいくつかあり、最大の懸念(今の報道からは対策が見えないだけかも)は、配達人が家の中を物色するというリスクがあることです。

ユーザーにはGarageioを導入してもらうというのもデメリットです。

この仕掛けが一般的なものになれば、他の通販業者からも利用できるようになる可能性はあり、導入を検討する価値は上がるかも知れません。

現在は米国シアトルでテストを行っているという段階ですが、宅配ドローンのように、日本でもサービス開始にも期待したいところです。

床下収納

なぜ人は収納を追い求めるのでしょうか。

恐らくそれは、買いたいけれど捨てられないから、しまっておく場所が必要だからなのでしょう。

収納家具の購入時には、そんな、ものが増える将来を見越しているはずなのに、すぐに満杯になってしまいます。

家具をたくさん置くと、地震が心配で、対策費用も馬鹿になりません。

なにより、居住スペースが狭くなってしまい、落ち着きのない部屋になってしまいます。

そこで今狙っているのが、洋画で見るような大規模な床下収納、あるいは地下倉庫です。

リノベーションするなら、絶対に大規模な床下収納を付けたいと思っています。

地下倉庫は少しハードルが高いですが、大型の床下収納なら日本のメーカーでも散見されるようになってきています。

既存住宅に後付けするとなると結構大変です。

床を剥がすだけでは済まないからです。素人施工はハードルが高いかも知れません。

ですが屋根裏収納などと違い、季節を問わず温度が安定しているため、収納物を選びません。

電動でフタが開くタイプや、開口部は1間口分でもスライドさせることによって数倍もの収納力を誇るタイプもあります。

次のリフォームにはリビングを考えていますが、その際にはリビングから家具を消してしまえるほどの床下収納を作ろうと思います。

ゼロ・エネルギー・ハウス

住宅を取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化してきています。

太陽光パネルやエネファーム設置による創エネ分野では、地中熱ヒートパイプシステムなどによる新機軸がCEMSなど街区全体での創エネへシフトしつつあります。

創エネは、利用するエネルギーの一部を発電することによって賄うのが基本的な考え方です。

さらに発電設備の場合は、余剰電力を販売して金額的な収支面でそれをサポートします。

それを一歩進めて、エネルギー収支自体をゼロに抑えるという「ゼロ・エネルギー・ハウス」も登場しています。

ゼロ・エネルギーハウスは、省エネ、創エネ、畜エネを組み合わせ、トータルでエネルギー負担をゼロにするものです。

カロリーベースでプラマイゼロを目指すものですが、金銭的に無負荷であるという印象を持たれる方が多いようです。

太陽光、風力、雨水などを溜めておき、必要に応じて利用する形態が多いようです。

雨水はタンクに、電力はバッテリーに蓄電しており、需要に応じて利用します。

新築であれば、自治体からの補助があることや、設計段階から組み込むことでコストを抑えることができますが、導入にはまだまだ多額の費用がかかります。

また、メンテナンスコストもかかります。

とくにバッテリーは劣化するものなので、それらの維持管理コストはかかります。

日々のエネルギー支出を抑えることの出来る、魅力的なゼロ・エネルギー・ハウスですが、まだまだ課題は多いようです。

住宅建築が増加中?

悪化著しい日本経済。

続々と発表される指標はどれも悲観したくなるようなものばかりです。

そんな中にあって、唯一住宅建設だけは伸びているらしいのです。

今年の5月などは前年同月比で10%に迫るというのですから、かなりの増加量です。

これは果たしてみんな景気が良くなって、どんどん家が売れているからなのでしょうか。

販売実績に関しては、大手は軒並み前年比で増加しているようです。

今年は、「ZEH」というキーワードがポイントになっています。

「ZEH」とはゼロ・エネルギー・ハウスの略です。

住宅エコポイントが過去にはありましたが現在では終了しています。

住宅エコポイントは、省エネ対応製品による増改築に補助金を出すというものでしたが、ZEHは住宅そのものの仕様を省エネ対応化させることを推進するものです。

そのため、ZEHにも補助金が出ますが未登記物件に限られます。

既存物件からZEHへの乗り換えは大手ほど展開しやすいものです。

宣伝広告費を多くかけられますし、生活にゆとりのある優良顧客が多いためです。

日本全体で見ると、住宅販売はそれほど増加していません。

年利0.4%台というかつてない低金利下にあってもです。

日銀によるマイナス金利政策の影響ですが、それを見越して供給過剰になっている可能性があります。

マイナス金利の利点

アベノミクスとか言われて久しいですが、いまいちピンと来ていない方が多いのではないでしょうか。

自分もその1人ですが、それもそのはず。

その恩恵に浴しているのは、大企業や機関投資家など一握りだからでしょう。

ですがアベノミクスの政策の一つである景気対策については、直接的に恩恵を感じ取れるものもあります。

それが日銀によるマイナス金利政策です。

マイナス金利自体は一般の国民に対するものではないのですが、銀行を通じて各種ローン金利の低下として影響が現れています。

この7月29日にも日銀の政策決定会合が開かれ、マイナス金利の維持が決定されましたが、住宅ローン金利はさらに下がっています。

こうでもしないと日本全体の景気が良くならない、ということで、なんとなく守りに入ってしまいたくなる世相ですが、このような低金利は利用しないともったいないです。

ということで、ソフトバンクの孫さんは、ARMという英国企業を3.3兆円のうち1兆円を借り入れて買収しました。

これが金利4%時代であれば、1兆円は10年で1.48兆円にも膨らむため、年間の利払いが数百億円となりますが年利1%で借りることができれば、1.1兆円に留まります。

不動産投資において、宅のリノベーションなどを低金利で借りて行うチャンスでもあります。

思わぬ影響

日本の円は、世界のどこかで金融・経済・地政学的危機が起こると買われます。

日本が外交ベタなのか、日本がそれだけ安定しているということなのか、はたまたその両方か。

先進国は高度な技術を持つため、安価な材料を輸入し、製品を組み立てて材料費以上の価格で輸出することで生計を立てています。

自然と輸出の割合が高くなるため、自国通貨は安い方が貿易上有利とされます。

そしてこの7月も、大きな政治的危機が起きました。

英国がEUを離脱する、「ブレグジット」です。

その余波は、地球の真裏に位置する日本にもやってきました。

円が買われて円高になったのです。

英国の国民投票中は1ドル105円台で推移していましたが、開票が終わり、離脱派が過半数を占めた事がわかると一挙に5円も円高になり1ドル100円台となったのです。

円高は住宅ローンにも影響します。

この円高によって、銀行は相次いて金利を引き下げ、フラット35も年利1%を切る水準に。

これ以上はないと思っていた超低金利でしたが、それよりもまだ下がったわけです。

さすがに、住宅ローンでマイナス金利(借りれば借りるほど、借りた側が儲かる)は考えにくいですが、思わず期待してしまいますよね。

マンションのソーシャル化

マンションのチラシが入っていたので、マンションの内見に行ってみました。

モデルルームからは伝わりにくいのですが、最近のマンションは共有部分の機能充実が著しいです。

敷地内の緑地スペースは元より、ホテルのようなロビー、コンシェルジュサービス付き受け付けはもちろん荷物預かりもしてくれますし、キッズルームはほとんど託児所ですし、来客が泊まれるゲストルームやスペースは1部屋だけでない場合も多いですし、最上階にジャグジーや温泉スペースがあったり、プールがあったりと、どちらがメインなのかよく分からないほどの豪華さです。

またレンタル視聴覚スペースはほとんど貸し会議室だったり、ホームシアターだったりですし、入居者の利用率が高くて、なかなか使えないという物件もあるようです。

また、賃貸といえば隣人と出会いたくないような閉鎖的な感じを想像しますが、積極的に入居者同士が交流するのも新潮流、というかコミュニケーションの復活というか。

こうしたソーシャルに入居者同士が繋がることで、トラブルは起きないか心配してしまいがちですが、セキュリティ上はこうしたマンションの方が、安全でしょう。

入居者同士の情報交換が活発なマンションに泥棒に入るなど、リスクが高くて出来ないでしょうから。